NFTアートの販売から半年経過しましたので経過報告です。

NFTアート作品の制作開始から半年以上になりましたので、販売の結果と感想を書いておこうと思います。

まずOpenSeaに100点以作品を出品しましたがこの半年では一枚も購入されませんでした。
購入されないと言うよりは、見てもらう事すらできない状態と表現した方が正しいと思います。
これは個別の作品のページにView(閲覧数)が表示されているので判断できるのですが、殆どの作品に一桁のViewしかついていないのです。
自分が見た分もカウントされているようですので、要するに誰にも見てもらえていないのです。
又、Favorite(お気に入り)がいくつかついている作品もあるのですが、その殆どはスパム(迷惑)作家による仕業だと判断しています。
その証拠にFavoriteを入れてくれた作家を見ると何千点もの作品にFavoriteを入れています。
自分の作品にFavoriteが入ると誰が入れてくれたか確認に行く人が多いと思いますが、確認に訪れた作家に自分の作品を見せる為の作戦だと思います。
おそらくプログラムを組んで自動的な作業にしているのでしょう、出品すると瞬時にFavoriteが入り、そのような作家の作品は大量に制作されており、とても安く販売されている事が多いのです。

Web上での情報ですが、OpenSeaには8000万点もの作品が出品されているとの事でした。
出品しただけで作品を見てもらえる事はもう不可能でしょう。

こういった状況なので、作品を売る為にはSNSで宣伝する事が推奨されていますが、この方法に効果があるのでしょうか。
私もinstagramとTwitterにアカウントを作成して作品をアップしています。
instagramは継続して作品をアップしていると徐々にフォロワーが増えて行き、半年で1000フォロワーを越えましたが、フォロワーの殆どがNFTの作家で、自分の作品宣伝の為にフォローしてくる為、これらの人達が作品を買ってくれる事は無いようです。

Twitterは作品をアップしてもフォロワーが増えるペースがとても遅いです。
やはり気の利いたツイート文を入れないと反応が薄いようです。
個人的な感想ですが、Twitterは縄張り意識が強いスペースのように感じていますので、こちらでの宣伝もよほどの文才が無い限りは宣伝効果は薄いように思います。
インフルエンサーと呼ばれるフォロワーが何万人といる人は、別にNFTでなくてもどんな商材でも売れると言う事です。

私の作品は少し価格が高め(日本円で3000円〜15000円)に設定していた事も売れない原因であったかもしれないのですが、オークション形式で安い価格から出品しても結局見てもらえないので価格が販売に影響していたかどうかの判断は出来ません。

このまま作品数を増やしても作品が売れる事は永久にないと思いましたので、OpenSea以外の販売ルートを模索する事にしました。
そして7月から日本のNFT取引所であるAdam by GMOでも作品の販売を開始しました。
Adam by GMOに出品するには運営側の審査がありますので、webから必要事項を記入して申し込みます。

私が申し込んだ時点ではZoomによる説明会がありましたが、視聴するだけでも問題ありませんでした。
審査後に作品をアップし、1ヶ月程度経過しましたが、この記事を書いている時点で4作品が売れています。
販売実績を付けたいと思いましたので、価格はOpenSeaより安くしていますが、Adam by GMOに出品されている作品数がまだ少ない為、見てもらえるチャンスが増えた事と日本のNFT業界で良く売れている「女性の顔」を入れた作品を出品した事が売れた要因だと思っています。

今後はこのままAdam by GMOでの出品を増やしつつ、知名度を上げる為に私の作風で出品できそうな美術、デザイン系の公募展等には積極的に参加して行こうと思っています。

Adam by GMOでの出品作品はこちらです。

NFTアートの販売から半年経過しましたので経過報告です。” に対して1件のコメントがあります。

  1. Mark より:

    Thanks for your blog, nice to read. Do not stop.

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