第49回 MAF 展 NFT Art Festival Tokyo 2022に応募してみました。
一般財団法人 映像と芸術の振興財団が、MAF展(NFT Art Festival Tokyo 2022)としてデジタル作品を募集していましたので応募してみました。
絵画の分野では沢山の作品の中から入選作品を選ぶ公募展は珍しくないのですが、NFTアートはまだ始まったばかりで、こういった公募展を企画している所はこの記事を書いている時点では殆ど見受けられませんでした。
私自身、二科展デザイン部等での入選歴は多数あるのですが、デジタルアート(NFTアート)での入選歴は有りませんでしたので参加してみる事にしました。
作品はMAF.jpの応募フォームから作品名等の必要事項を記載し、作品のデータを送信するだけといった作業で完了してしまいます。
絵画のように作品を搬入する必要がない為に気軽に応募できる点が、デジタルアートを審査する公募展のメリットでしょう。
作品の応募締切が令和4年4月25日、入選作品発表が令和4年4月28日と言う事でしたが、審査に時間がかかったようで実際に審査結果が発表されたのは5月1日になりました。
そして今回の結果は「入選」でした。
後日、入選作品の中から特別賞、MAF賞などの賞を選出するのですが、残念ながら入賞作品にはなりませんでした。
NFTアートに絵画のような受賞歴が意味をなすのか?と言った考え方もあると思いますが、現状のNFTアート業界では作品の良し悪しより、作家がSNSでどれだけ営業宣伝力を持っているかと言った事の方が重要かのような風潮になっていますので、NFTアート業界がこの先もっとポピュラーになった時には、 SNSでの宣伝力の他に、こういった公募展での入選歴等が作家の価値を高める為の要素の一つになってくると考えています。
第49回 MAF 展(NFT Art Festival Tokyo)は渋谷区のUltraSuperNew Galleryで令和4年5月7日、8日に開かれます。
今後はこのようなNFTアートを対象にした公募展が増えてくる事を期待しています。
入選作;「カモメに追いかけられる夢を見た Yellow」を紹介します。