兵庫県立美術館に作品が展示されます(兵庫県展 2025 入選)

第62回 兵庫県展 2025に入選しましたので作品展示のお知らせになります。
兵庫県展は去年まで原田の森ギャラリーで行われていましたが、今年は兵庫県立美術館に変わっています。
会期
2025年11月15日[土]~11月30日[日]
(休館日:11月17日[月]、11月25日[火])10:00~18:00(入場は17:30まで)
最終日30日(日)は14:00閉展(入場は13:30まで)
会場
兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階 ギャラリー
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
アクセスに関しては下記リンクの兵庫県立美術館のページでご確認下さい。
https://www.artm.pref.hyogo.jp/access_m/
さて、今回私はデザイン部で応募していますが、今年の出品規定に「画像生成AIで作成した作品は不可とします」とありました。
最近の作品は生成AIで出力した美少女を素材とし利用している物が多いので、出品を諦めていたのですが、私の作品は生成AIが作成した物ではなく、あくまでも作品制作の素材の一部にAI 画像を利用しているだけで、作品全部を私自身が組み立てているので、運営に事情を話して出品の可否についての問い合わせを行っていました。
回答としては、「その制作手法でしたら大丈夫じゃないでしょうか、あとは審査員の判断次第になると思います」と言う事でしたので思い切って応募してみました。
※審査員の方にはAIを利用している事が分かるようにして応募しています。
結果、入選する事ができてとても嬉しく思っています。
私は数年前からAI画像を利用した作品を公募展に出品しており、それらの作品での入選、入賞歴もありますが、これからの美術公募展のあり方として、AI 利用の可否の判断がとても難しくなるように思いました。
デザインの分野に関してはAI利用が当たり前になってくると思いますし、絵画の分野でもAI画像を資料にして制作している作家さんも出てきているので時代を後退させる事は選択肢には無いと思っています。
一つの方向性としてはアナログ(手描き)とデジタル、どちらの作品もAIを利用した場合はどの部分がAIで、作者の創造した部分はどこかの説明は必要になってくるように思います。
作品タイトル「MINATO・KOBE」

作品はB1サイズにプリントされています。
細部の模様もとても綺麗に出ていますので、是非実物を見に来て下さい。
宜しくお願いします。

